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アトピー性皮膚炎のあれこれ

アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 余談その37

久しぶりの更新になってしまいました。


GWも終わって、これから梅雨の時期です。
自分にとっては最悪のシーズンを迎えるため、
治ったとはいえ用心したいと思います。


以前自分はこういう言葉を目にしたことがあります。


アトピーは贅沢病である


そのときは「どこが贅沢なんだ?こんなに苦しい思いをしているのに。」
と内心イラッとしました。


しかし今考えてみるとまさにその通りだと思います。
というかなんて贅沢な暮らしをしていたんだと反省したいくらいです。


このフレーズを見て、ある2つの単語が頭に浮かんできたら、
病気に対する正しい思考が身についてきている証拠です。


では一体なんでしょう。


答えは、食事と運動です。


すごい簡単な話です。


動かないのに飯が食えるって、最高に贅沢じゃないですか
おそらくほとんど人が「あっ、自分じゃん」って思うかもしれません。


みなさん贅沢してますか?


野生動物みてください。
食べるために命をかけて動いてますよね?


では自分はどうなのか?


まったくもってそんなことしてません
なので動かないのに飯が食える状況です。


そもそも贅沢って何なのか?


必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。金銭や物などを惜しまないこと
だそうです。


これをアトピーに置き換えると


必要な程度をこえて、食べ過ぎている


ってことですね。


ゆえにアトピーの治療に質素な食事って定番です。


最近は運動療法をしている先生もいます。


脱原発ならぬ脱贅沢です。


そして忘れてはならないのは睡眠です
胃腸は副交感神経で働きますので、寝ているときに良く動くそうです。


食べるために良く動いて疲れて寝る


自分でやる方は(車で言えば運転)これでOKです。


食事と睡眠と運動


これがうまくかみ合えば、アトピーはかなりいい状態へ向かいます。

アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 余談その36

最近暑くなったり、寒くなったりして体に負担がかかります。
こういう季節はアトピー悪化の引き金になるのでかなりの注意が必要です。


アトピーは火事なので、燃えさかってからでは鎮火に至るまでものすごい労力を要します。一度火種を与えると長期に渡りくすぶって、発火しやすくなってしまうからです。
とにかく火種を与えないことを優先してください。


火種を与えないようにするには消化と排泄機能を落とさないことが重要です。
そしてそれを落とさないようにするためには、
骨・筋肉・神経を正常に保ち食事・睡眠・運動を程よく行うことです。
そうすることで気・血・水の循環を良くすることができます。


車で言えば、骨・筋肉・神経は車検で、食事・睡眠・運動は運転です。
前者は他人に、後者は自分で管理しましょう。


そしてこれらを正常に保ち、行おうとすると必ず邪魔が入りますので、
それらに対してはうまいこと回避することが重要です。


人によって異なりますが、

  • 気候の変化
  • 人間関係
  • 性格

など様々です。

  • 気候の変化は回避することは困難なので、漢方などの薬で対応するのが無難です。
  • 人間関係は考えが合わない人とはおさらばしましょう。関わっていると時間と労力の無駄です。全国の病院に行きましたが、アトピーに対して考えが合わない医師とは関わらない方がよいと思いました。結果的にそれがよかったと今になって思います。
  • 性格がマイナス思考ではありませんか。マイナス思考だと恐怖や不安に陥るため、交感神経が過敏になります。消化と排泄機能は副交感神経で良く働くため、こっちにもマイナスに働きます。


さて今回ですが、筋肉に関してです。


筋肉に関して書いた記事の閲覧が多いのですが、アトピーを治すにあたって筋トレをいきなり始めるのは言語道断です。
おそらく今すぐ筋トレやろうとしている人は、治すまでのステップを全く理解していないか、つまみ食いで記事を読んでやってみようと思った方だと思います。



よく考えてみてください。消化能力が高くないとタンパク質を消化できないので、筋肉に栄養素を供給できません。そんな状態で筋トレをしたら筋肉がやせ細ってしまうので、本末転倒です。


つまみ食いはステロイドと全く同じです。
皮膚炎だから軟こうを塗ろう。
アトピーの治療に筋トレが必要らしいから筋トレをしよう。
両者とも何ら変わりないです。
当然治らないので、次々につまみ食いしていきます。なので結局治りません。


重要なことは全体の流れで捉えることです。


筋トレはアトピーの治療における最終段階です。
なぜなら筋トレはアトピーを治すのではなく、なりにくい体をつくるためのものだからです。


物事には順序がありますので、部分的に抜き出して成果を出そうとしてもうまくいきません。

アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 余談その35

スギ花粉がだいぶ収まってきましたね。
ようやく目のかゆみ、くしゃみ、鼻づまりから解放されそうです。


そして桜が咲き始める時期ですね。


実はこれからヒノキ花粉の時期です。
ヒノキでアレルギーを起こす方は大変ですね。
幸い自分はないのですが、アレルギーは火事なので
新たな火種を与えないように自分も含め注意してほしい次第です。
一度抗体ができると面倒なことになるので・・・


むしろこれから個人的に嫌な火種としては、気候の変化です。
湿熱体質の宿命?ともいえる気温が上がり始めると消化と排泄機能が落ちることです
何が厄介って気候の変化は防ぎようがないのです。
ではどうするか?
こういうときは迷わず薬を使います


・温清飲と猪苓湯

・効能


筋肉に作用しているのか、神経に作用しているのか分かりませんが、
効能を見る限り、結局は血と水の流れに問題有りって感じですかね。


で実際これかなり効きます。(あくま個人としての感想ですが・・・)


これを飲むと翌日お通じ&おしっこの出がよくなり体がスッキリします。
便通が良くなるとは書かれていませんが、改善するのでおそらく血行が関わっていることはほぼ間違いないかと思います。


もちろん繊維の多い食品をとることは心掛けています。
しかしそれだけではだめなのです。
しっかり蠕動運動させないと便が送りだされませんからね。


でも忘れてはならないのが薬効で改善しているということです。


薬を飲んでいる時は効きますが、いずれ効果が切れます。
本来は体が行うべき処理が気候の変化によってうまく働いていない証拠です。


なので体が本来の働きを取り戻せるように、
食事・睡眠・運動を的確に行う必要性があります。


そうすれば気血水がうまく循環するので、支障なく体が動くはずです。