アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 余談その11
以前自分は鍼灸院でこう言われました。
「骨盤周りの筋肉が硬いね。これじゃ血流悪くなるよ。ストレッチした方がいい。」
この時以前漢方医に言われたことを思い出しました。
「腹に熱がこもって、水の流れが悪くなっている。今日は五苓散出します。」
そしてカイロでお尻の筋肉をほぐしてもらったとき痛かったこと思い出しました。
「え?全然力入れてないんだけどな。筋肉が張っているんでしょうね。」
感の良い方ならもう気づいていると思いますが、筋肉が張っているとポンプ作用がうまく働かなくなるため血と水の流れが悪くなるんです。血流が良くなると体が温かくなるので、血が熱を持っていることは想像がつくと思います。なのでそれが滞っていれば、熱がこもります。しかも内臓に血液が届きにくくなるので、機能低下することは当然なのです。
ほんとにその時は便通も悪いし、小便の出も悪くて大変でした。間違いなく胃腸の働きが悪くなっていたんでしょう。胃が重苦しかったし・・・
さらに五苓散の説明を見ると
漢方用語解説のところに
水 飲食物中の水分を消化吸収によって人の体に必要な形にして体をうるおすもの
と書いてあります。
消化と吸収・・・ 消化と吸収・・・ 消化と吸収・・・
消化と吸収がうまくできないから排泄がうまくできない。やっぱりそういうことなんですよね。つじつまが合いすぎです。
これでさらに確信しました。内傷性アトピー性皮膚炎の原因は骨・神経・筋肉の不調による気血水の循環不良による消化と排泄作用の低下による粘膜炎症による粘膜破壊による未消化物・老廃物の侵入が原因であると。だらだらと長い原因ですが、これが連鎖すると内傷性アトピー性皮膚炎になります。体としては異物は外に排出したいので、便秘になると肌が荒れるように皮膚から排出しようとするのはいたって当たり前のことなのです。
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