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アトピー性皮膚炎のあれこれ

アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 余談その12

昔アトピー性皮膚炎といえば、子供の病気でした。
そして大人になると自然に治ってしまうものでした。


なぜ昔は子供だけだったのか?


おそらく歯と消化器官が未発達だからでしょう。


歯に関しては、すべての乳歯が生えそろう時期は2歳6ヶ月頃が平均的ですが、
3歳を過ぎてもそろわない場合もあり、だいたい3歳半頃までに生えそろうらしいです。


消化器系統に関しては、少し食べ過ぎたりすると下したり、吐いたりします。ノロウイルスなどのお腹に影響を与えるウイルス疾患は子供の間で流行することが多いのですが、これは子供の消化器系が弱いため、同じようにウイルスに感染しても大人より重い症状となることが多いためであると思われます。


じゃなんで大人のアトピー性皮膚炎が増えているのか。

  • 良く噛まないで食べれる食品が増えた。
  • 消化と排泄がうまくできない体になった。
  • 消化・排泄しにくい食品が増えた。

結果消化と排泄に負担がかかっている。


ってことだと思います。


1つ目は言うまでもなく、あんまり硬いものって食べなくなっていると思います。お米だって玄米食べている人って多くはないでしょうし、圧倒的に白米ですよね。野菜も不足している人のほうが圧倒的に多いでしょう。結果噛むという動作をしていないんですよね。
ちなみに硬いものを食べすぎると便秘になります。かつて3食玄米を食べていたときになりました。これもまた消化がよくないです。ただ油+タンパク質のように未消化であっても吸収はされないようです。なんといっても食物繊維ですからね。3食玄米を食べるとうんこのかさが多くなるので、吸収されていないのが良くわかります。しかもゲル状になって余計なものを絡め取ってくれるので、腸内の掃除に良いのは当然でしょう。ただ食べすぎはダメです。


2つ目は筋肉不足、不規則な生活による自律神経の乱れなどです。以前も書きましたが、筋肉がないと体を支えられず、内臓が圧迫されて、臓器に供給される血流が低下し、機能不全になってしまいます。また消化器官は自分の意識化でコントロールできない不随意筋で構成されているので、自律神経が乱れるともろに影響を受けます。


3つ目は食品添加物、油の多量摂取、体に合わない食品(肉・乳製品)の摂取です。
食品添加物って正直謎な部分が多いですが、安全性が確認されているから使用OKってわけではなく、動物実験で問題がなさそうだから人間でもOKだろうってレベルらしいです。なので、消化できるものなのか謎ですし、体内に取り込んでも大丈夫なのかも謎です。なんといっても、人間で実験できるはずがないので。
油に関しては、常温で固形の油の摂取の増加です。もちろん常温で液体だから大量に摂取しても問題ないというわけではないです。ですが、圧倒的に消化が悪い。
体に合わない食品に関しては、人それぞれでしょうが、多くの人に当てはまるものと言ったら肉と乳製品でしょう。日本人は肉と乳製品を昔から食べてきていません。日本人のみならず、日本近隣のアジア自体、川や海に囲まれていますので、米・野菜・魚を昔から食べてきたのは容易に想像できることです。西洋人が海苔を食べると下痢をする人がいるように、体質によって合わない人が多くいるはずです。


主に以上のような理由で消化と排泄に負担がかかっていると言えると思います。だって自分でやってきたことですからね。全て正しいとは言えませんし、間違っていることもあるかもしれませんが、そんなに的外れなことをやっていたら今現在も治っていないでしょう。