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アトピー性皮膚炎のあれこれ

アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 理論その1

アトピー性皮膚炎は2種類あります。


外傷性アトピー性皮膚炎内傷性アトピー性皮膚炎(適切な用語ではない)です。


まず外傷性アトピー性皮膚炎ですが、直接皮膚に異物が触れて、炎症が起きるタイプ。
汗、油、界面活性剤、お湯(頻繁に使用した場合)などが原因です。
正直原因がはっきりしていて分かりやすく、適切な処置をすれば、簡単によくなります。
(先天性的要因が強い場合を除く)
仮に炎症が起きていれば、ステロイドを早めに塗って、炎症が無関係な場所に広がる前に抑えてしまった方が対処として正しいでしょう。炎症が静まれば、保湿剤等で地道にケアしていく方法がよいです。イメージとしては火事に近いですね。早めに鎮火させましょう。


次に内傷性アトピー性皮膚炎ですが、腸の粘膜から異物が侵入して、炎症が起きるタイプ。ちなみに自分はこっち(大腸内視鏡で炎症が起きていることを確認)です。
正直原因がはっきりしていなくて分かりにくく、適切な処置が人によって異なり、簡単によくなりません。
仮に炎症が起きていても、ステロイドを塗ることはできず、炎症が無関係な場所にどんどん広がり腸内粘膜が損傷していきます。そして損傷した腸の粘膜から、消化し切れていない食事や本来は侵入できないような老廃物が無尽蔵に体内に侵入し、アレルギー反応をおこします。体はどうにかして、この体内に入った異物を体外に排除したいため、最終手段として皮膚を排泄器官として利用し、排出するのです。なぜそう言えるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、答えは簡単です。断食と下剤を飲むとパンパンに腫れ、真っ赤になった皮膚がわずか2週間くらいで元通りになりました。でも食事をまた元に戻せば、残念ながら全く同じ状態に戻ります。火事を起こして焼けただれれてるので。


以上のような経験からアトピーには、外傷性アトピー性皮膚炎内傷性アトピー性皮膚炎
の2つがあります。結果的には人によってはそうでない人もいますが、フィラグリン(角層のバリア機能の形成や水分保持といった機能の蛋白)遺伝子変異が根本的な原因です
要は皮膚や粘膜弱いんです。