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アトピー性皮膚炎のあれこれ

アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 余談その18

以前余談その13でアトピー性皮膚炎には原因と誘因があると書きました。
そしてさらに補足すると誘因には誘因があって、誘因同士が連結していることがあります。


"?" って思うかもしれはませんが、下の図を見てもらえばなんとなく "あ~" ってなると思います。


ざっとこんな感じですかね。


原因はいつものままです。
誘因も食生活、精神的ストレス、骨、筋肉、神経は常連ですね。
他にも無数にあるのですが、スペースの関係でこれくらいしか書けませんでした。


食生活、精神的ストレス、骨、筋肉、神経は誘因の上位区分です。これが消化と排泄不良に直結するもっとも上位にある誘因です。上位にある誘因は大まかで、誘因としてはぼんやりしています。


問題はその下の下位区分です。
ここで挙げている例に関して見てみましょう。


まず仕事が忙しいは食生活と精神的ストレスに直結します。仕事が忙しくて昼休みすらろくに取れないとき、ささっと簡単に食事を済まそうとするとどうなるでしょうか。噛まないですよね。おまけに注文してから即座に品物ができるファーストフード(食の欧米化も連結)をついつい利用してしまいます。どう考えても胃と腸に負担がかかることは想像できます。


次に家族に生活習慣病の患者がいるに関しては、ちょっと失礼な言い方ですが、スーパーで巨漢の親子ってたまに見ませんか?あ~って自分は思ってしまいます。親が食うから子も食う。ともに生活しているのでしょうから、食べることも連動してしまうんです。当然体型からして食生活は悪いでしょう。


最後に性格を見てみましょう。言うまでもないですが、性格は精神的ストレスに直結します。完璧主義、神経質の方は要注意です。物事を完璧にこなすなんてまず無理でしょう。そうなるとなんでうまくいかないんだと理想と現実のギャップに悩むことになるのでストレスはたまるものです。今現在アトピー性皮膚炎を治療している人もそうですが、完全にきっちりとすべてを取り組もうなんてやめてくださいね。ほぼ失敗しますから。7割くらいできればいいのです。


以上単なる例ですが、これを自分の誘因に当てはめて細分化していく作業が必要になります。これ以上下位ものはないだろうってレベルまで掘り下げていくとそれぞれ個人の下位区分の誘因がはっきり見えてくるだろうと思います。最悪仕事やめたり、居住環境を変えたりする必要がある人もいるかもしれません。正直アトピー性皮膚炎を治すのってかなり長期に渡るとおもいます。中には運よく巨大な誘因が取り除けて短期間で劇的に治ったなんていう人もいるかと思いますが、良くなったり悪くなったりを繰りかえしている人が多いことを考えるとおそらく少数でしょうね。よくアトピーの原因は○○なんてフレーズを目にしますが、それが本当ならみんなそれをやってとっくに治っているはずなので、そんな単純ではないということが分かると思います。単純ではないから上の図のように無数の誘因が線でつながっているのです。