アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 余談その8
実は内傷性アトピー性皮膚炎を治すのに筋トレが必要です。
特に必要な部位としては、肩周りと背筋と腹筋です。要は胴体の筋肉です。
筋トレしてから、体がシャキッとして、体が前方に倒れ込むことがなくなったなと体感しました。
以前にもお話ししましたが、筋肉が不自然になると血行不良になります。
そうするとその周辺の内臓に血液が届きにくくなり、内臓の働きが落ちます。
そして直にその影響を受けるのが、肺と胃と腸です。
猫背になると脊柱起立筋や広背筋が引っ張られます。
長時間いすに座って作業している時など、疲れたなと感じた時無意識に体を後ろに反らせていませんか?おそらく誰もがやってますよね。前方に反っているから、後ろに反らす。ただそれだけです。体は無意識に正常な状態に戻そうとします。この点アトピー性皮膚炎と同じです。余計なものが入ってくるから、出す。正負の法則というか、実に自然な原理です。そして前に反っていると、肺が圧迫されるので、呼吸が浅くなり、水分代謝が悪くなります。呼吸で一日にどれくらい水分が排出されているのでしょうか。一説によると、400~500mlくらいだと言われています。ペットボトル1本ってすごい量ですよね。これは気血水につながってくるので、とても重要ですよ。そして消化と排泄にもつながってきます。
肩周りと腹筋(僧帽筋、大胸筋、腹直筋)ですが、これらは体が前に倒れるのを防いでくれます。ボディービルダーの方を見てください。体がしゃきっとしていますよね。猫背のボディービルダーはいません。彼らの大胸筋、腹直筋には筋肉以外に何か入っているんではないかと思うくらい発達しています。
今回は筋肉について書きましたが、正直筋トレがアトピーの治療につながるなんて思っても無かったです。しかし消化と排泄の不良が原因だと分かるとどう考えても筋トレが必要なんですね。
特に現代人は筋肉を使う機会が少ないです。そして食事が偏っているうえにわけのわからない添加物まみれで内臓にものすごい負担をかけています。よって内臓の疾患がものすごく多いです。
症状がひどい時は筋トレをする必要はないですが、汗は有酸素運動よりはかきませんし、自宅でもできるので、やってみるといいです。ただし簡単に筋肉はつきませんのでそれなりの努力が必要です。
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