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アトピー性皮膚炎のあれこれ

アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 書籍その9

続きです。


6章の内容をまとめます。これで最後になります。

  1. 治療をはじめると、皮膚炎とかゆみが劇的に減少するが、その後悪い状態が再現される。そしていたんだ皮膚が綺麗にはげ落ちて、その下には健康な皮膚が再生する状態を周期的に繰り返す。これを噴き出し現象(リバウンド)と言う。
  2. 噴き出し現象(リバウンド)がはじまるまでの周期は、乳幼児で約3日、学童で約7日、成人でで14日ほどである。
  3. 軽傷や中等症であれば噴き出し現象を伴わなくてもアトピーが治ることがある。
  4. 噴き出し現象(リバウンド)は、ステロイドを上手に使って乗り切ることが必要。
  5. アトピーは「皮膚炎」と名がつくため、体の表面のレベルでとらえられ、全身の健康管理は後回しにされがちだが、健康管理ができてはじめて皮膚の再生力が芽生えてくるので、十分に睡眠をとって健康を維持することが大事。
  6. 上半身から下半身へ、皮膚炎の軽い部分から、重い部分と順に治っていく。血液循環のいい部分から順に皮膚炎が表れたり、消えたりする。
  7. 植物油と動物性たんぱく質の取り過ぎによって現れる症状には排出型と貯蔵型の2種類ある。前者がアレルギーで若年に多く、後者は生活習慣病で成人に多い。
  8. 排出型は皮膚へ排出されると、アトピーや蕁麻疹呼吸器系に排出されると気管支炎喘息やアレルギー性鼻炎や蓄膿症消化器系に排出されると慢性の下痢、潰瘍性大腸炎などとして表れる。
  9. 貯蔵型では、おもに内臓に蓄えられ、肥満症、糖尿病、高脂血症、痛風、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病になって表れる。
  10. 排出型は、比較的若年・短時間であらわれる。貯蔵型は長い年月を経て発病し、おもに中年期以降に表れることが多い。貯蔵型が発症すると命にかかわる重大な病気となる。
  11. アトピーというのは、体にかゆみとして表れた警告反応

上記以降もあるのですが、実際に入院した方の体験談とQ&Aなので省略します。


やはりリバウンドは起きるようですね。これは仕方のないことで、今まで臭いものにふたをしてきたわけですから、噴き出してくるのは当然です。ということはステロイドを使わずに噴き出し続けてたほうが早く良くなるのではと思いますが、炎症とかゆみに耐えつつ、掻かないで皮膚の代謝を早めるのは現実的ではないです。どう考えてもステロイドを使い鎮火させた状態で皮膚の代謝をして、ゆっくりと脱出するほうが良策ですね。


またアトピーは排出型なので、若年で表れやすいようです。確かに高齢の方でアトピーの人見ませんね。若ければ代謝が良いので、出す方に力が向けられるようです。ここで疑問なのですが、アトピーってそもそも病気なのかってこと。どう見ても病気にならないように、自然治癒力を使って、体内を浄化してますよね。貯蔵型に移行すると、生活習慣病になると書いてあるので、少しややこしいですが、病気にならないように病気にしているって感じですかね。


何回かに分けて書きましたが、既に知っている方も全く知らなかった方もいると思います。だいぶ端折りましたが、まとめるとこんな感じです。要は余計なものが入ってくるから、皮膚から出しているだけなのです。だから答えは簡単で、消化機能を高めて食物を正常な形に変換して摂取し、その過程で不要になったものは排泄機能を高めて出してしまえば、皮膚から出す必要がないのです。簡単なことでしょ?しかしそんなことを言ってしまったら、金儲けができないので、免疫が・・・とか乳酸菌が・・・とかいい始めるわけです。ましてや異物が入ってこなければ、免疫を働かせる必要がないし、乳酸菌をとるために、ヨーグルトを食べましょうなんて言ってますが、乳製品ダメって大昔から言ってるじゃん(笑)。矛盾してますよ(笑)。そんなこという人は放っておいてください。おそらく関わっていると時間と労力と金の無駄です。なので治すためには消化と排泄機能を高めて、普段の食生活を反省し、減食してあげれば、自然と治るのです。