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アトピー性皮膚炎のあれこれ

アトピー性皮膚炎を治してみて分かったこと 書籍その4

続きです。


治療に関して5つの間違いがあるということなので、アトピー性皮膚炎を治した(継続的に症状が出ていない)自分が考察してみたいと思います。


5つの間違いとは

  1. アトピーは治らない
  2. アレルゲン(卵、牛乳、ダニなど)は一生ダメ
  3. ステロイドは使わない方がいい
  4. かゆみはできるだけ我慢
  5. 母親がアレルギーなら子供もなる

です。


1.アトピーは治らない


Ans:アトピー性皮膚炎は治る(継続的に症状が出ていない)が、アトピー性皮膚は治らなかった


アトピー性皮膚炎は治すことができましたが、アトピー性皮膚は治っていません。
やはり皮膚が弱いという事実は変わらなかったです。以下治ってからでた症状です。

  • 洗剤で洗いものをしたり、水を使った作業を継続したら手に裂傷ができた。
  • 有機溶剤を継続的に使用したら皮膚がかぶれた。
  • 夏に汗を多量にかいたらとあせもができた。

アトピー性皮膚炎に関しては一度長期に渡って症状が消えた後で、食生活が乱れたり、おなかの調子が悪くなったりした時、腕に湿疹がでました。ただし、どう対処すれば良いか分かっているので、ステロイドは使わずに炎症はすぐに消えました。


そもそもアトピー性皮膚炎自体が体内を浄化している最中の症状なので、病気と捉えるのが少しおかしな気がします。体からの警告と捉えた方が適切でしょう。


2.アレルゲン(卵、牛乳、ダニなど)は一生ダメ


Ans:アトピー性皮膚炎が出ていない状態が継続していると多少食べたくらいで皮膚炎は発症しなかった。しかし、継続して食べたり、大量に食べると再発する。


アトピー性皮膚炎が出ていない状態が継続していると多少食べても炎症が出なくなりました。症状がひどい時は、ラーメンを食べたり、焼き肉を食べただけで皮膚がピリピリしだし、炎症が出た事があります。なのでやはり一度長期に渡ってスイッチを切るか消化と排泄能力を落とさないようにすれば出にくくなるようです。ただし、食べ続けると少しずつ蓄積されるのか分かりませんが皮膚炎が出るようです。症状が出たら、自重せよとの警告だと思った方がよいです。


3.ステロイドは使わない方がいい


Ans:適切な方法で使った方が良い


アンチステロイドとちょこちょこ塗りは両者ともダメです。
皮膚炎は火事なのでこれでもかというくらいステロイド軟こうを使い、鎮火させたほうが良いように感じます。当然同時に食事や生活習慣も変えなくてはなりません
そもそもステロイドはたいして重要ではなかったです。完全な脇役です。
ステロイド離脱がメインになっている方よく見ますが、離脱したところで治るのか疑問です。結局他がダメなら治らないでしょう。あと内服のステロイドは飲まないように。


4.かゆみはできるだけ我慢


Ans:かゆみを我慢するのではなく、消し去る


掻かない方がはやく皮膚が再生します。
掻かないほうがいいです。ですが、無理でしょうね。どうしても掻いてしまう・・・
なのでステロイドで消し去るほうが得策です
そうすれば寝ることができるので、皮膚の再生も早くなります。


5.母親がアレルギーなら子供もなる


Ans:発症するかどうかは遺伝的要因より環境的要因の方が圧倒的に大きい


自分は兄弟がいるのですが、アトピー性皮膚炎は自分だけです。
というか家族中でも自分だけです。
確かに母親には花粉症持ちですが、アトピー性皮膚炎ではないし、喘息もないです。
ただしアレルギーの遺伝はあるように感じます。母方の祖父が喘息持ちでした。
そして祖父の父も喘息があったようです。
ですが、アトピー性皮膚炎ではないし、花粉症でもなかったです。
なので遺伝的要因より環境的要因の方が圧倒的に大きいと感じます。
なにしろ昔はアレルギー患者が極端に少なかった。しかし、今は激増中。
遺伝子がそんな短期間に変化するわけないので、遺伝的要因があるからといって必ず発症するわけではなさそうです。あくまで発症しやすいだけ。弱点だと捉えた方が的確かと思います。


以上で考察終わります。


若干食い違うところもありましたが、おおむね同じような意見です。全ての人に当てはまるわけではないと思いますが、参考になるところがあると思いますので、参考にするところは参考にして、違うかなと思ったらやめる
できるだけより多くの情報を入手し、自分なりの治療法を完成させていくことが治すコツだと感じます。